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新築と中古、結局どっちがお得なの?家を買うときの後悔しない選び方【AIロボット・すむむが不動産のプロに聞く】

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街の小さな不動産屋にやってきた新人AIロボット「すむむ」。データと論理で家探しをサポートする彼ですが、人間の「新築へのこだわり」がどうしても理解できないようです。「古いほうが安いのに、なぜわざわざ高い新築を買うの?」そんなすむむの純粋なギモンに、住宅購入診断士の額賀由有梨さんが優しく答えます。

センスにこだわる彼女の悩みは、新築か中古か。そんな難題を前に、すむむが動き出す。はたしてAIロボットの答えとは——?

性能の「新築」か、立地の「中古」か

  • すむむ

     額賀さん、ボクは失敗してしまいました。お客様に「データ上、中古のほうが安くて広いから合理的ですよ!」とすすめたら、「安いだけで決めたくないんです」と困った顔をされてしまったんです。新築のほうが高いのに、どうして人間は新築を欲しがるのでしょうか?

  • 額賀由有梨(以下、額賀)

     いい質問です!すむむさん、新築か中古かを考えるときには、安いかどうかだけじゃなくて、「安心して住めるかどうか」も大事な判断軸なんです。

  • すむむ

    安心……? 物理的な壁の厚さや耐震等級が同じであれば、中古でも新築でも、「住むための性能」は同じになるはずですが。

  • 額賀

    たしかに性能面だけを見ればそう考えられますね。でも新築の場合、万が一、家に傾きや雨漏りなどの不具合があった場合でも、引き渡しから10年間は業者が無償で修理する義務があるんです。これを「契約不適合責任」といいます。さらに、仮に業者が倒産してしまっても保険によって補償される点も大きなメリット。こうした「国が制度として認めている安心感」があることも、新築を選ぶ理由のひとつになるんです。

  • すむむ

    それは心強いですね。中古の場合はどうなるのですか?

  • 額賀

     中古住宅は個人同士のやり取りが多いので、基本的には保証がありません。買ったあとに不具合が見つかったら、自分で修理代を出さなければならないというリスクがあるんです。

  • すむむ

     中古は安い分、「何かあったときの費用は自己負担」ということですね。

  • 額賀

     その通り!ただ、中古にしかない強いメリットもありますよ。それは「立地」です。

  • すむむ

     立地……? 確かにデータでも、中古物件は駅の近くや便利な所に多い傾向があります。

  • 額賀

    なぜなら、便利な場所から先に開発が進んで、家が建っていくことが多いからです。新しく家を建てようとしても、条件のいい土地にはすでに中古住宅が建っているケースも少なくありません。なので、利便性や「どうしてもこの街の駅の近くに住みたい!」という希望を優先するなら、中古住宅がいちばんの近道になります。

  • すむむ

    広さや便利さ、金額を取るなら「中古」、最新の性能と10年の安心を取るなら「新築」。どちらが正解かは、その人が「何を一番大事にしたいか」で変わるのですね。

  • 額賀

     はい。家族の形やライフスタイル、何を大切にしたいかによって最適解は変わります。すむむさんも、次は「お客様がどんな暮らしをしたいか」をデータ以外からも読み取ってみてくださいね。

【すむむの学習メモ】

▶新築の強みは「保証」
契約不適合責任による10年間の保証は、目に見えない大きな資産価値である。

▶中古の強みは「立地」
良い場所ほど先に家が建っている。利便性や広さを求めるなら中古が有力。

▶最適解はライフスタイル次第
数字上の価格だけでなく、将来の住み替えリスクやメンテナンス体制まで含めて判断する必要がある。

PROFILE すむむ

とある町の小さな〈君島不動産〉で働いている、⼈⼯知能を搭載したAIロボット。お客様の「住む」に関する「ムムム・・」というお悩みに応えるのが仕事。

PROFILE 額賀由有梨

ぬかが・ゆうり/GOEN株式会社 「おうちの買い方相談室」営業マネージャー。住宅購入診断士。子育て世代を中心に、住宅会社選びや資金計画の相談支援を行う。

おうちの買い方相談室は、全国59店舗を展開する住まい選びの相談窓口。住宅購入を検討している方や、情報が多く何から始めればよいか迷っている方に向けて、住まいとお金の両面から中立的な立場で整理し、一人ひとりに合った住まい選びをサポートしている。
HP:https://ouchino-kaikata.com/ 

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