すむむ。コミュニティ
住まい探しのコミュニティ・プラットホーム。
街の小さな不動産屋にやってきた新人AIロボット「すむむ」。データと論理で家探しをサポートする彼ですが、今回もある壁にぶつかっています。「マンションか一戸建てか、居住効率と立地を考えるとマンション一択では?」そんなすむむの純粋なギモンに、住宅購入診断士の額賀由有梨さんが答えます。
額賀さん、お客様から「マンションか一戸建てか迷っている」と相談されました。駅に近くて便利で、管理も任せられる。データ的には、マンションのほうが合理的に見えるのですが……。
「将来売ることも考えるなら」、マンションは有力な選択です。理由はシンプル。資産価値が落ちづらく、利便性の高い好立地に建っていることが多いからです。場所が良ければ、買った時より高く売れるケースも珍しくありませんよ。
ムムム。やはり「立地」は裏切らないのですね。
それに、管理のラクさも大きなポイントです。戸建ては、家の修理も庭の掃除も全部自分で行わなければなりませんが、マンションは共用部分の管理を任せられます。大きな修繕も、毎月の積立から出るので急な出費が発生しにくいんです。エレベーターがある構造も、老後のリスクヘッジになります。
では、「一戸建て」を選ぶ人はどんな理由で決断しているのですか?
「周りに気を遣わなくていい自由」かもしれませんね。特に子育て世代にとって、マンションでの「子どもの足音」などの騒音は、大きなストレスになるんです。でも一戸建てなら、そのストレスがかなり減ります。
一戸建ては、物理的な土地だけでなく「精神的な余裕」を買っているのですね。
災害リスクについてはどうでしょうか? マンションの方が頑丈で安全に見えますが。
これは一長一短ですね。水害や津波に関しては、階数が高いマンションの方がリスクは低いと言えます。ただ、地震の際は注意が必要です。マンションは、高層階の揺れが大きく、長くなるため、家具の転倒による被害が出やすいという側面も。中には、その揺れを嫌って戸建てに住み替える方もいるんですよ。
では、総合的に判断するにはどちらが正解と判断すればよいのでしょうか?
いえ、大事なのは「今、その時に応じた最適解」を選ぶことです。お子さんが小さいうちはのびのび過ごせる一戸建て。子どもが自立して夫婦二人になったら、管理が楽で駅に近いマンションへ住み替える。そんな風に、ライフステージに合わせて住み替えていくのだって全然アリなんです。
「一生そこに住まねばならない」という固定観念を外すと、選択肢が広がりますね。
そう。資産性を取るか、自由度を取るか。すむむさんも、お客様の家族構成の変化を予測して、柔軟な提案をしてみてくださいね。
▶資産性と利便性のマンション
売却前提や駅近重視ならマンション。値崩れしづらく、メンテナンスの負担が少ない。
▶精神的解放の一戸建て
子育て世代の「騒音ストレス」を解消し、のびのび育てるなら戸建て。
▶災害リスクの特性
マンションは水害に強いが上層階は地震の揺れが大きい。戸建ては避難しやすいが地盤の影響を直接受ける。
とある町の小さな〈君島不動産〉で働いている、⼈⼯知能を搭載したAIロボット。お客様の「住む」に関する「ムムム・・」というお悩みに応えるのが仕事。
ぬかが・ゆうり/GOEN株式会社 「おうちの買い方相談室」営業マネージャー。住宅購入診断士。子育て世代を中心に、住宅会社選びや資金計画の相談支援を行う。
おうちの買い方相談室は、全国59店舗を展開する住まい選びの相談窓口。住宅購入を検討している方や、情報が多く何から始めればよいか迷っている方に向けて、住まいとお金の両面から中立的な立場で整理し、一人ひとりに合った住まい選びをサポートしている。
HP:https://ouchino-kaikata.com/
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